「RC耐震診断」では、鉄筋コンクリート(RC)造の建物を対象に、地震に対する強度や安全性を診断します。専門の技術者が建物の構造や劣化状況を調査し、建物の耐震性能を詳細に評価。診断結果を基に、必要に応じて耐震補強や補修工事のご提案も行います。RC耐震診断は、建物の安全性を確保し、大地震からの被害を最小限に抑えるための重要なステップです。大切な建物を守り、安心して暮らせる環境づくりをサポートいたします。
RC中性化試験
コア抜き工事
コンクリートの中性化について
コンクリートの中性化とは?
コンクリートの中性化とは、コンクリート内部のアルカリ性が失われてpH値が下がる現象のことを指します。この現象は、主に建築物の外壁や橋梁などのコンクリート構造物に見られ、大気中の二酸化炭素とコンクリート成分が反応することで進行します。
なぜ中性化が問題なの?
コンクリートが中性化すると、そのアルカリ性が失われることで、鉄筋の防錆効果が低下し、さびやすくなります。これにより、鉄筋の腐食が進行し、最終的にはコンクリートが割れたり、構造物自体の耐久性が低下する可能性があります。そのため、中性化は建築物の安全性に直接影響を与える重要な問題です。
中性化対策について
中性化対策としては、予防保護としてのコーティング剤の使用や、既に中性化が進行したコンクリートへの補修があります。コーティング剤は、コンクリート表面に塗布することで二酸化炭素の侵入を防ぎ、中性化の進行を遅らせます。一方で、補修では、損傷した部分を適切に処理し、再び鉄筋が露出するのを防ぐための方法が取られます。
まとめ
コンクリートの中性化は避けられない自然現象ですが、適切な管理と保守によってその影響を最小限に抑えることが可能です。当社では、専門的な知識と経験を活かし、お客様の大切な建築物が長持ちするよう、しっかりとサポートいたします。
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