災害復旧工事のご相談承ります

災害復旧工事よろず相談

「災害復旧工事よろず相談」をOPEN致しました。
「災害復旧工事」でお困りの際はお気軽にご相談ください。「火災復旧工事」「耐震補強工事」「耐震診断」など何でもお問い合せ下さい。(※東京近郊に限らさせて頂きます)

昨年の冬は雨も少なく空気が乾燥して例年より多くの火災がありました。
弊社のお客様でも不幸にも火災にあわれた方が何件かあり、復旧工事の事や火災保険の事などで相談を受けました。

また、2011年の東北地方太平洋沖地震で東京も震度5強の地震がありました。
弊社が耐震補強した建物の全てを点検(一部ご連絡)したところ、幸い全建物とも被害はありませんでした。

被害に遭われてから力になるのはもちろんですが、被害にあう前に我々がお役にたてることはないかと、このホームページを立ち上げました。

「火災」、「震災」、「風・雹・雪災」、「雷災」等様々な災害があります。
当ホームページでは、お問い合せも工事の依頼も最も多い「火災復旧工事」「耐震診断・耐震補強工事」について主に取り上げてまいります。

弊社は業会を通じ、地元の東京都中野区と「災害時における応急対策業務に関する協定」を締結するなど、災害時に皆様のお役に立てる様、また日頃からの良き「アドバイザー」を目指してまいります。

火災復旧工事・予防工事よくある相談

Q1.火事で被災した後、復旧工事までの流れを教えてください。

火事を出したら、初めに消防署に連絡し消火してください。次に保険会社に連絡してください。消防の現場検証、保険会社の現場確認が終わってから当社が現場調査を致します。
お部屋の間取変更等のご要望があった場合はプランニング作業がありますが、原状復旧ということであれば直ぐにお見積りに入ります。お客様の生活が早急に元に戻れるよう迅速に対応致します。(木造住宅等で建て替えの場合は建築確認申請が必要です)
その後の流れは基本的には他の工事と同じです。リフォームの流れをご確認ください。

Q2.火災保険の金額について教えて下さい。

これはつい最近の事なのですが、古くからのお客様が不幸にも火事を出されて見積金額に保険金額が足りずに多額(数百万)の自己負担が必要になってしまったことがありました。

まず、火災保険の契約金額の設定には大きく分けて2つの方法があります。

「再調達価額」(同等の建物、家財の再取得相当額)
「時価」(火災時点の建物の価値)再調達価額から使用による消耗分を差し引いた価額

①と②の違いは、たとえば住宅が築20年経過して全焼した場合では、①の契約であれば保険金で同等程度の建物を建てることが出来ますが、②であれば20年経過したその時点の建物の価値しか保険金が支払われずに20年使用した消耗分の金額が不足することになります。
今回のお客様は②で設定していて保険金額が不足してしまいました。
最近の火災保険は①のタイプがほとんどです。
それでは多めに火災保険を掛けておけばいいかと言うと、それは超過保険といって保険料が無駄になるだけです。高く掛け過ぎても火災保険会社が妥当だとする金額しか支払われません。
保険金額を高く設定し過ぎても払われないですし、安く掛けると復旧工事資金が不足します。
そうならないように、あまり過不足ないように設定してください。
これらの事は家財保険にも当てはまります。
火災が起こった場合の火災保険料の算定は火災保険会社が行い、都道府県別の坪単価で算定します。
ご不安な方は一度当社にご相談下さい。

Q3.火災の後の臭いはどうなりますか?

火事の跡の臭いはかなり強く、放っておいてもなくなるものではありません。
解体工事のあと、完全にススや焼け焦げ跡を落としてから臭気を取り除きます。
消臭方法はいろいろあります。
①消臭剤によって臭いを消す
②オゾン発生装置でオゾンを発生させ臭気を分解する
③触媒によって臭気を分解する
等あります。現場の状況に合わせてご提案させてもらっています。

Q4.火災で躯体コンクリートには損傷がありますか?

火災の炎によってコンクリートの強度が低下する場合があります。
工事に入る際に、ご要望があればシュミットハンマーという器具で調査致します。

Q5.マンションの場合、共用部の復旧は?

マンションの規約によりますが、一般的に共用部は管理組合で火災保険に加入しているところが多く、管理組合で復旧するところがほとんどです。
共用部と専有部の範囲も一般的な基準はありますが、マンションの規約によります。

Q6.隣が火事を出して私の家にも被害が出た場合は、復旧費用は隣に請求できますか?

失火責任法という法律で定められていますが、相手に重過失がない限り火災をだした人だからという理由で出火元に損害賠償は請求できません。
こういうケースはよくありますので、自分だけが気をつけていてもいつ火災の被害にあうか分かりませんので、火災保険を適正に掛けておくことをお勧めします。

Q7.住宅用火災報知設備の設置について

既存住宅については各市町村条例により、平成20年6月1日~平成23年6月1日の間で設置義務化の期日が決められます。
火災の早期発見につながりますので設置義務化がまだの地域の方も早めに設置して下さい。
設置場所・設置方法などよく分からないことがあれば、お気軽にお問い合せ下さい。

耐震補強工事・耐震診断よくある相談

Q1.木造住宅の耐震診断はどんなことをするの?

住宅の設計図面と診断士による「一般診断法」に基づいて実施いたします。
具体的な調査内容は以下の通りです。

・間取りの確認
壁の量とバランス、壁材の確認。浴室タイル等の劣化状況チェック
・外回りの確認
外壁にクラック(ヒビ)は無いか?基礎にクラック(ヒビ)はないか?等のチェック
・小屋裏の確認
実際に入り、目視で確認します。柱・接合部・筋交・劣化等のチェック
・床下の確認
実際に入り、目視で確認します。筋交・接合部・基礎・湿気・シロアリ等のチェック
耐震診断は現在の住宅の耐震性を知り、耐震補強が必要な状態かどうかを判断していただくことを目的としています。
私たちは阪神淡路大震災の教訓を伝え、地震災害から生命と財産を守る為の耐震補強を行なうことを使命としています。一軒でも多くの住宅の耐震診断を実施することで、住宅の地震対策が普及することを願っています。

Q2.耐震診断にはどれくらい時間がかかりますか?

約2~3時間です。(木造2階建、在来工法、延床面積40坪程の場合)
※家の大きさ、状況にもよります。日程・時間などの相談はお気軽に診断士へお問い合わせ下さい。
診断をして、その場で簡単な診断の状況を報告させて頂きます。
診断した結果を持ち帰り、コンピューターを使って解析をします。詳しい結果は診断書を作成し、後日改めて報告に伺うことになります。

Q3.耐震診断をしたら補強工事もしなければならないですか?

補強工事は、お客様が診断・プラン・価格などにご納得していただいた上で、ご判断いただければ結構です。診断をしたからといって、必ず補強工事しなければならないということは決してありませんのでご安心下さい。
大切な命を守るための工事です。お客様が信頼できる業者に依頼をしましょう。

Q4.耐震診断をする人は資格をもっているの?

弊社の診断士は、「中野区木造住宅等耐震診断士」の認定を持っています。
又、中野区木造住宅等耐震改修施工者として登録しておりますので、耐震補強工事も安心しておまかせください。
一級建築士、二級建築士、増改築相談員、など各資格を持った者も多数在籍しております。住宅に関する総合的なアドバイスができる体制を整えております。

Q5.耐震補強すると大地震のときに家は倒れなくなりますか?

建物が倒壊しないことを保証するものではなく、まずは大地震の時に建物の倒壊により人命が失われないように、必要最低限の耐震補強から提案することを第一としています。

風災・雪災復旧工事・予防工事よくある相談

Q1.台風によって屋根が壊れたのですが、保険等は使えますか?

雪害・風害による屋根・雨樋等の被害は火災保険で直す事が出来ます。(お掛けになってる火災保険にもよります)
保険会社、又は保険の掛け方によって保証額は変りますが、被害額が20万を超えた場合は、全額支給となるのがほとんどです。
被害のあった場合はお問い合せ下さい。もちろんご相談・お見積りは無料です。

火災保険についてよくある相談

保険金額が不足してしまったのですが・・・

これはつい最近の事なのですが、古くからのお客様が不幸にも火事を出されて見積金額に保険金額が足りずに多額(数百万)の自己負担が必要になってしまったことがありました。

まず、火災保険の契約金額の設定には大きく分けて2つの方法があります。

「再調達価額」(同等の建物、家財の再取得相当額)
「時価」(火災時点の建物の価値)再調達価額から使用による消耗分を差し引いた価額

①と②の違いは、たとえば住宅が築20年経過して全焼した場合では、①の契約であれば保険金で同等程度の建物を建てることが出来ますが、②であれば20年経過したその時点の建物の価値しか保険金が支払われずに20年使用した消耗分の金額が不足することになります。
今回のお客様は②で設定していて保険金額が不足してしまいました。
最近の火災保険は①のタイプがほとんどです。 それでは多めに火災保険を掛けておけばいいかと言うと、それは超過保険といって保険料が無駄になるだけです。高く掛け過ぎても火災保険会社が妥当だとする金額しか支払われません。
保険金額を高く設定し過ぎても払われないですし、安く掛けると復旧工事資金が不足します。
そうならないように、あまり過不足ないように設定してください。
これらの事は家財保険にも当てはまります。
火災が起こった場合の火災保険料の算定は火災保険会社が行い、都道府県別の坪単価で算定します。
ご不安な方は一度当社にご相談下さい。

雪で雨樋が壊れてしまいましたが火災保険で直せますか?

雪害・風害による屋根・雨樋等の被害は火災保険で直す事が出来ます。(お掛けになってる火災保険にもよります)
保険会社、又は保険の掛け方によって保証額は変りますが、被害額が20万を超えた場合は、全額支給となることが多いようです。
その他、壁・物置・車庫の損傷は火災保険の対象になることがたくさんありますので、一度ご相談ください。

漏水による室内の復旧工事は火災保険が適用になりますか?

これも保険会社や保険の内容によって異なりますが、適応になる場合があります。
とりあえずご相談ください。

火災保険を使って風・雪災で雨樋を修理したら保険金の掛金は上がりますか?

保険金の掛金が上がるようなことはございません。

復旧工事で自己負担するお金はかかりますか?
災害の種類や保険会社、保険内容にもより、自己負担金額は0円~10万円程度と様々です。保険内容をよくご確認くださるか、当社にご相談ください。

失火責任法という法律で定められていますが、相手に重過失がない限り出火元だからという理由で出火元に損害賠償は請求できません。
こういうケースはよくありますので、自分だけが気をつけていてもいつ被災するか分かりませんので、火災保険を適正に掛けておくことをお勧めします。

火災復旧工事・予防工事施工事例

火災復旧工事

STEP
火災跡

消防によると原因はコンセントのタコ足配線だそうですが、マンション一室全焼でした。
就寝中に火災に見舞われましたが、幸い負傷者はいませんでした。

STEP
内装解体後

解体後の写真です。
床・壁・天井とも、コンクリート一面ススだらけでした。

STEP
スス除去後

水や特殊薬剤で消臭しながらススを取り除きます。又、水処理が出来ない場合はグラインダーで除去します。この後完全に消臭・脱臭して仕上工事に入ります。

水漏れ復旧工事・予防工事施工事例

水漏れ復旧工事

STEP
水漏れ跡

上階からの水漏れでした。
長期間漏れていたようで、カビが発生していました。

STEP
ボード解体後

天井内には水が溜まっていました。

STEP
スラブ近景

コンクリートスラブにもカビが発生していました。
よく乾燥させてカビを除菌して仕上げ工事に入ります。

STEP
復旧後

プラスターボードを張り、ビニールクロスで仕上げました。

耐震補強工事施工事例

耐震壁新設工事

STEP
新設前

リビング南面に大きなサッシが付いていました。
耐震診断の結果、サッシを小さくして耐震壁(筋交30×90シングル掛の上、構造用合板アー9張)を新設するところです。
サッシを撤去し、新規サッシと新設柱を取り付けました。

STEP
筋交取付後

筋交30×90をシングルで掛けました。
柱頭、柱脚および筋交接合部は所定の金物にて固定します。

STEP
構造用合板張

筋交に加えて、構造用合板アー9を適正な下地に、決められた釘(種類・ピッチ)で張り付けます。
この後、モルタルと塗装で仕上げます。

基礎補強工事

STEP
基礎補強

無筋のコンクリート布基礎だったため、既存の基礎に添わせる様に鉄筋コンクリート布基礎を設けて補強します。
配筋状況とコンクリート打設したところです。
その他に、鉄板や炭素シート等で補強する方法があります。

STEP
土台接合

新設鉄筋コンクリート布基礎の上に土台をアンカーボルトにて取り付けます。
そして新設土台と既存土台をボルト接合して新設基礎に力が伝わるようにしました。

風・雪災復旧工事・予防工事施工事例

風災復旧工事

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風災跡

台風による被害です。
フェンスが倒れてしまいました。

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復旧後

補修の際に、風に強いフェンスに全て取替ました。

その他復旧工事・予防工事施工事例

侵入防止工事

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CB塀嵩上げ状況

マンションの侵入防止工事です。
フェンスを取り付ける為、CB塀を嵩上げしています。

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フェンス取付後

フェンスと取り付けて侵入防止工事完了です。

アスベスト囲い込み工事

STEP
囲い込み前

天井に吹き付けてある石綿にアスベストが含有されていました。
今回はお客様と相談の上、囲い込み工事で対処することにしました。

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軽鉄下地組

梁にはアスベストの吹き付けはありませんでしたので、梁の下端あたりで仕上がるように下地を組みました。

STEP
工事完了

ボードを張り、諸器具を取付て工事完了です。

災害復旧工事でお困りの際は、まずご相談下さい

災害復旧工事・予防工事に関するご質問・ご相談なら何でも構いません。
どうぞお気軽にお問い合せ下さい。(※東京近郊に限らせていただきます)


お電話でのお問い合せは、03-5925-3321(平日 9:00~17:00)


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